TeaTimeWeb

午前様なお祭り

20091011.jpg お祭りに行って来ました。厳密に言うと、お祭りの前夜祭です。「神殿入り」と書いて、「こうどなり」と言います。お祭りの前日に神様が神輿に乗ってお出掛けする儀式が行われるのですが、神社を出てお旅所へ着くのが午前様になるのです。

竹などを使って組み上げ灯籠を付けて、五重塔や舟形を作って、それを持って町内を練り歩き神社へ上がります。その後、神事をして神楽を上演し終わると、たいまつを前後に神輿はお旅所へ。そこで、また神事をして直会(なおらい)をして、前夜祭は終わりです。

今回は、午前1時すぎに終了しましたが、昔は、お旅所へ行く頃には白々と夜が明けていたこともあったそうです。この時期、日の出は午前6時頃。いかに娯楽が少なかった時代とはいえ、年に一度のお祭りとはいえ、考えられません。だって・・・寒いし。

ダウンなんて大げさかもと思いましたが、車に積んでおけばいいからと持って行って良かった〜。ウェストまでのダウンジャケットの下に、膝上丈のパーカーを着て、とにかく持っているものを全部着ました。町中では絶対にしない格好ですが、背に腹はかえられません。どうせ、真っ暗だし。どうせ、知らない土地だし。

来年も行かなくちゃいけないんですが、膝丈のダウンとか、ヒートテックのタイツとかで完全武装をしなくては。もちろん、カイロも必須です。あと、毛糸の帽子と手袋。

高台にある神社の入り口に立つと、各地区に飾られた灯籠が見えます。色とカタチが違いますが、一足先にクリスマスが来たよう。あ、それより、大文字焼きの方が近いかも。街頭もなくて真っ暗な中に、遠くの地区の灯籠も良く見えてとてもキレイです。

昼間見ると、ほ場整備もされて田んぼも四角になり道路も広くなって、以前の風景とは違ってしまったのでしょうけれど、真っ暗になると、室町時代からずーっと同じ景色だったのだろうと思いを馳せることができます。そうなんです。このお祭りは室町時代から続いているのです。

もう一つ良かったのは、天の川まで見える満点の星空です。こんなにたくさんの星を、最後に見たのはいつだったでしょう。こういう場所を知ったことが、とても嬉しい。

フツーライフ :: 09-10-11 :: すえもとふさこ

Trackback

このブログ記事へのトラックバックURL :: http://www.tt-w.net/mt/mt-tb.cgi/258

最近の「フツーライフ」

HOME