TeaTimeWeb

畑が欲しい::「コメ国富論」

20090709.jpg 何年か前、突然聞かれたことがあります。
「何でも買えるだけお金を持っていたら何を買いますか?」
即座に「畑」と答えました。

即答した理由は、たまたま、そんなことを考えていたんですよね。何を持っているのが一番安心できるかって。その時の私の答えが、食糧の確保だったのです。中国製ぎょうざとか、事故米とかの事件が起こる何年も前だったので、そういったこととは関係無いのですが。

食糧自給率が取り沙汰されています。自給率を上げなければならないという人と、経済はグローバル化されているのだから輸入すれば良いという人と、主張は様々です。外国に土地を購入してそこで作って日本に持ってくれば良いという人も。

でも、石油無くなったらどうやって運ぶ?その国と仲が悪くなったらどうする?その国が食糧危機になっても港から農作物を送り出させてくれる?

あまりにも能天気すぎる考えだと、フツーのおばさんでも思うのですよね。やっぱり、自分の国で食べる物は自分の国で作らなきゃでしょう。

昭和一桁生まれの父は、私が小さい時から戦時中に食べるものが無くて困った話を度々していました。子どもの頃は、ああ、また始まったくらいにしか思っていませんでしたが、自分が子どもを持ったり、この年齢になると、いざという時になって私は家族を守れるのだろうかと考えるようになります。そうすると、まず、食糧を手に入れる手段を持っているのだろうかと考えたのです。

極端な話、兎とか捕まえて皮を剥いで調理できるのか、とかね。蛇を捕まえて蒲焼を作ることができるのか、とかね。もう、サバイバルみたいなことを頭に思い浮かべるわけです。何が何でも食い物を確保する能力が私に備わっているのかと自問自答したりします。ほとんど「妄想」の域に達しているかもしれません。

そんなことを考えているから、とりあえず畑は欲しいよねってことになったんだろうと思います。そういうことを考えたりしませんか?しないのかな。。。

それで、私に何が欲しいか聞いた人は、私の「畑」という即答に「ですよね~」と言っていたのを覚えていますが、その人は何を意図してそんな質問をしたのかわかりません。理由を聞いてないのか、聞いたけど私がそれを忘れたのか、自分が答えたこと以外は何も覚えていません。本人に聞いても「そんなことありましたっけ?」と言いそう。忘れてるでしょうね、きっと。

読んでみた本 :: 09-07-09 :: すえもとふさこ

Trackback

このブログ記事へのトラックバックURL :: http://www.tt-w.net/mt/mt-tb.cgi/164

最近の「読んでみた本」

HOME