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錆びないカン

20090407.jpg 月曜日の朝、家事をしているとテレビから「錆びないカンを持つリーダー」というナレーションが聞こえてきました。この「カン」を下がる発音をしていたので、最近のナレーションはまともに読めないよね〜と思ったのですが、「カン」は上がる発音の「感」ではなかったのです。

とくダネ!で、「危機を救う"政治のリーダー"の条件」というのをやってました。というのは後で調べてわかったのですが。とにかく変な発音が気になったので、家事の手を止めてテレビを見ました。

ボスザルというのは力が強いか人望があるか、サルの人望というのもおかしいですが、まあそのどちらかなのです。だけど、どちらも持っていないのにボスになったサルがいたそうです。

そのサルは何を持っていたかというと「カン」です。そう、一斗缶です。彼は、サルを彼と呼ぶのもおかしいですが、そのカンを引きずって大きな音をたてながら歩き回ったそうです。他のサルたちはその音を恐れて、彼をボスザルにした。というか、彼がボスザルということになったのです。

力も人望も無いのにカンのおかげで手に入れたボスザルの地位は、長く守れなかったようです。なぜなら、そのうちカンが錆びてしまって大きな音が出なくなったからです。

そこまでは「へぇ〜面白〜い」なだけの話なのですが、その後に続けたのは小泉元首相の郵政民営化解散の時の映像です。ボスザルは小泉元首相、カンは郵政民営化、そして国民は彼を勝たせてしまった・・・というようなナレーション付き。

そのカンの音を増幅させたパワーアンプだったマスコミが、4年経つとそんなことを言うのね〜。小泉元首相もたった4年でそんなこと言われちゃうんだね〜。

当時新聞では郵政民営化に反対する記事はほとんど見かけませんでしたが、そういう記事はボツになってたそうで。まあ、結局テレビも新聞もそんなもんだったということですね。ペンは剣よりも強いって、そんな自分たちの都合の良い使い方するためにある言葉じゃなかろうに。

小泉元首相の持っていたカンもとっくに錆び付いてしまって大きな音も出なくなったから、パワーアンプもそっぽ向いちゃった?「錆びないカンが必要」とナレーションしていましたが、錆びてくれた方が良い「カン」もあるよね。

コムツカシイハナシ :: 09-04-07 :: すえもとふさこ

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